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最近はアミロイドの形成プロセスに関する新しい発見が目立っている。ここ『かがくのおと』でも,今年に入ってから,「難航するアルツハイマー病の治療薬の開発」や「柔らかい凝集体と毒性」などの見方で整理してきたが,今回は拡張されるアミロイド仮説のモデルを考えてみたい。変化してきた理由には,もちろん相分離生物学の台頭があるが,もうひとつ忘れてはならないのはクライオ電子顕微鏡やイオンモビリティ質量分析装置などの新しい計測技術の著しい進歩が関係する。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎
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