文字サイズ
全て選択
全て解除
今回は,相分離生物学の分野から出ている新しい論文をいくつか紹介したい。「相分離」というキーワードはどこまでも広がっていくようである。まず,細胞外にある細胞接着にも相分離が関連するという大きな報告があった。シグナル伝達物質が核内のドロプレットの形成に関連するという発見や,ドロプレットが生体膜に結合されて運ばれるという発見もあった。しかし,あらためて色々な現象が関係するのだなと感心する。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎
html
htm/20.8KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。