東書教育シリーズ「まずはここから!技術による問題解決」(2019年11月)より。安定した食生活を送るために,自然環境の影響を受けずに作物を栽培したいという人々の願 いと,生物育成の技術との関わりは深いと考えられる。特に,育成環境を調節する技術の中には,中学生が畑やプランターなどで栽培する場合でも適用することができる。そこで,作物の栽培を行う中で,育成環境の調節方法を意図的に位置付けることを目的とした「収穫時期を意図的に設定した作物の栽培をしよう」という題 材を設定した。
茨城県教育研修センター 内藤英一