ニューサポート高校「理科」vol.32(2019年秋号)より。5年前から「生物基礎」の授業でディベートを取り入れることにした。ディベートは,ディスカッションや発表と異なり,勝敗が決まるためスポーツ感覚で取り組むことができる。これにより,原稿を読むだけの発表よりも興味・関心を高めて主体的に活動しやすくなる。また,相手の立論や質問を十分に聴かないと,自分の意見を述べることができないため,深い対話が実現される。前任校を含めこれまで実施してきた方法や成果や課題等を述べていく。
群馬県立前橋高等学校教諭 髙橋直之