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連載コラム「かがくのおと」第127回 理学部生物学科2年生と相分離生物学

  • 理科
  • エッセイ
公開日:2019年08月29日
連載コラム「かがくのおと」第127回 理学部生物学科2年生と相分離生物学

相分離生物学の招待講演が引きも切らず,まるで「夏の全国ツアー」のような状況であることを以前に紹介した(1)。あれから2ヶ月前が過ぎてちょうど今がツアーの真っ最中だ。今この原稿を書いているのは土曜日の深夜だが,昨日は遠方からやってきてくれた人と脂質ラフトの議論をして,そして月曜日からは神戸で生物物理若手の会の夏の学校での講演があるので,日曜日の午前中には原稿を書き終えて編集部に送り,午後から夜の遅くならない時間までに100分間の講演内容を組み立てる必要がある。生物物理の夏の学校が終われば1日だけ大学で仕事をして,翌日は生命科学夏の学校のために北海道に行く。

筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎

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