ベクトルの計算の題材として,正六角形がよく使われる。向かい合う辺が平行であったり,隣り合う辺のなす角が120°であったりという性質が,高校生にとって手頃であるからであろう。さて,正六角形 A1A2A3A4A5A6において,その外接円の中心をO,また→A1A2=→a, →A1A6=→b,として,→A1Oを →a, →bで表す問題がある。この場合,即座に →A1O= →a+ →bであることがわかるが,別の正多角形の場合には,どのように表されるのであろうか。本稿では,n=5,8のときを中心にして考察したい。
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山口県立高森高等学校 西元教善
A4判たて,4ページ
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