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今年は「相分離生物学」に関する講演の依頼が相次いでおり,質的にも量的にも経験したことのない状況になっている。新しい学問分野の誕生前夜の顛末を記録しておくときっと価値が出ると思うので(そういう価値が出てくることを期待しつつ),整理しておきたい。後半は,新しい分野がどこに潜んでいたのかを改めて歴史を振り返ってみたい。ある分野が深まるにつれて説明できない現象が増えていき,必然的に新しい分野が生まれてくる形が見えていると思う。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎
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