「2つの袋A,Bにはそれぞれ碁石(白と黒)がいくつか入っているとする。袋Aからその中に入っている碁石を1個取り出して袋Bに入れて,よくかき混ぜて袋Bからその中に入っている碁石を1個取り出す。この碁石が白(あるいは黒)であったときそれが袋Aから袋Bに移ってきた碁石である確率を求めよ。」とか「両面が白のカード,両面が黒のカード,1つの面が白で残りの面が黒である白黒のカードが何枚か入った袋から1枚ずつ取り出して並べる。そのとき上面を表,下面を裏とするとき,並べたカードの表がすべて白(あるいは黒)であったとき,裏がすべて黒(あるいは白)である確率を求めよ。」といった「白黒についての条件つき確率」を考えさせる問題は生徒にとって悩ましい問題のようである。生徒にとってどこがどのように難しいのか,生徒が納得する説明を試みたい。
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山口県立高森高等学校 西元教善
A4判たて,8ページ
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