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ガウス記号を使った方程式について ~[x]=[x/n+n](nは2以上の自然数,mは自然数)の解について~

  • 数学
  • 指導資料
公開日:2019年06月07日
ガウス記号を使った方程式について ~[x]=[x/n+n](nは2以上の自然数,mは自然数)の解について~

xについての1次方程式x=x/n+m(nは2以上の自然数,mは自然数)の解はx=mn/n-1である。では,両辺にガウス記号をつけたxについての方程式[x]=[x/n+m](nは2以上の自然数,mは自然数)の解はどのようになるであろうか。さて,ガウス記号[ ]は,≪実数 xに対して,[x]はxを超えない最大整数≫という定義で数学Ⅰの「実数」で扱われている。この定義から,nを整数として,①[x]=n⇔n≦x<n+1②[x]=n⇔x=n+α(0≦α<1)ということになる。なお,①は教科書でも扱ってある。本稿では②の意味で使い,方程式x=x/n+m(nは2以上の自然数,mは自然数)の解を考察する。

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山口県立高森高等学校 西元教善

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