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自然数の冪の和の求め方 ~視点を変えて~

  • 数学
  • 指導資料
公開日:2019年05月17日
自然数の冪の和の求め方 ~視点を変えて~

自然数の冪の和,つまり1からnまでの各自然数のp乗の和について,教科書ではp=0,1,2,3のときが公式として扱ってある。p=0 のときは,初項1,公差1,項数nの等差数列の和として求められる。p=2 のときは,「中抜け現象」から求めることができる。これは大変うまい方法である。しかし,「うまい方法」=(生徒にとって)「わかりやすい方法」とは限らない。事前に数列の和の求め方の一つとして「中抜け現象」という求め方があることを知らせておかなければ,証明方法にギャップを感じるであろう。本稿では,Sn(0)=nΣk=11=nを基にしてSn(1),Sn(2),Sn(3)を求める方法を考察する。これは初めからこのような方法で求めることを勧めるのではなく,一通り教科書通りの証明を行ったあとで,別証として扱うことを念頭に置いたものである。
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山口県立高森高等学校 西元教善

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