2次関数の最大・最小については,軸と定義域の位置関係からどこで最大(小)値をとるのか,その場合分けの基準を理解させなければわかりにくい内容になる。それ以前に「平方完成」が確実にできることが前提となる。これができなければおそらく2次関数のほとんどが理解できないといえる。定義域が制限された2次関数の最大・最小問題は,①関数固定,定義域変化と②関数変化,定義域固定が中心になるが,いずれも軸と定義域の位置関係で場合分けをする。この場合分けという発想が生徒には面倒であり,しかもわかりにくいようである。本稿では、その指導のレディネス教材の一例を紹介する。
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山口県立高森高等学校 西元教善
A4判たて,5ページ
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