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nCr=n-1Cr+n-1Cr-1を基にした一考察 ~順列nPr,重複組合せnHrの性質~

  • 数学
  • 指導資料
公開日:2019年04月05日
nCr=n-1Cr+n-1Cr-1を基にした一考察 ~順列nPr,重複組合せnHrの性質~

異なるn個のものから異なるr個を取り出してつくる組合せの総数であるnCrには,(*)nCr=n-1Cr+n-1Cr-1(1≦r≦n-1)という性質がある。これを教科書の本文中で扱うことはなくなったが,パスカルの三角形の中にも表れる重要な性質である。 さて,異なるn個のものから異なるr個を取り出す順列の総数nPrと組合せの総数nCrにはnPr=r!nCrという関係があり,さらに異なるn個のものから重複を許してr個を取り出してつくる重複組合せの総数nHRとnCrにはnHr=n+r-1Crという関係がある。すると,(*)を利用すればnPr,nHrそれぞれについても(*)と同様な関係式が得られるはずである。本稿ではその関係式を導き,その意味について考察してみたい。

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山口県立高森高等学校 西元教善

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