「主体的・対話的で深い学び」を実現する算数・数学の授業改善 ~「数学的活動」を通して~(東研特別課題シリーズ82)2019年3月作成より。本単元では,数を負の数の範囲まで拡張していく考えを理解するとともに,小学校で学習した 数の四則計算の意味を拡張して考え,正負の数の四則計算ができることをねらいとしている。 また,基準を設けて数量を表現することで,日常生活を今までよりも数理的に考察できるよう にすることをねらいとしている。本時では,計算の可能性から負の数の必要性を実感させ,日常ではどのように負の数が使われ ているのかを発見するとともに,それらの負の数が何を(どこを)基準としているのかを考察 できるようにすることをねらいとしている。
東京教育研究所