生徒指導が児童・生徒の問題行動への対応だけにとどまることなく、児童・生徒自ら「たくましく、しなやかに」成長できる力を育むという視点に立って研究を行った。(1) 学校教育全体を通して自己有用感を育てるにはどのような組織づくりが必要か。(2) 自己有用感や自己肯定感を育てる授業を展開するにはどのような工夫が大切か。(3) 特別支援教育の考え方を児童・生徒指導に生かすにはどのような考え方が必要か。(4) 児童・生徒の生活を支える学校・家庭・地域との連携、小学校と中学校の校種間連携にどう取り組むべきか。積極的な生徒指導の在り方について研究を深め、その結果を報告することにした。(東研研究報告 No.307)
東京教育研究所