数学Aで「場合の数」を扱うが,導入部分では樹形図による数え上げの例から「和の法則」,「積の法則」を意識させる。これらの法則は場合の数を考えるときや求めるときの基本となる。「階乗」は用意されたもの全部を一列に並べるという順列の特別な場合の総数であるが,これが場合の数を求めるときの基本的な根源要素となる。つまり,順列(一列,円,じゅず,重複),組合せ(重複でない,重複)の総数はすべて階乗を使うことで表現できるのである。本稿では,「階乗が場合の数の根源である」という視点から場合の数を俯瞰してみる。
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山口県立高森高等学校 西元教善
A4判たて,5ページ
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