文字サイズ
全て選択
全て解除
RubisCOは二酸化炭素から有機分子を合成する酵素である。「地球上に最も多いタンパク質」などと称されることもある。生命にとって欠かせぬこのタンパク質も,細胞内で液-液相分離して働いている様子が2017年にセル誌に報告され,最近では,試験管内で液-液相分離が再現されてネイチャー・コミュニケーションズ誌に報告されている。500 kDaを超える巨大なタンパク質も液-液相分離するのだから驚きだ。今回は光合成系と液-液相分離の関係について整理してみたい。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎
html
htm/21.3KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。