小学校では3~6年にかけて電気の単元を学習する。ここでは主に「電流の強さ」という捉えを基に、電気について追究をしていく。ここで身に付けた内容は、中学校の「電流」「電圧」「抵抗」という内容につながっていく。しかし、中学校へ進学すると、電気単元は理解が難しく、電気の学習について難色を示す生徒は少なくない。ともすると、これがきっかけで理科嫌いへと発展する可能性もある。では、小学校段階でどのような授業をすることが、中学校での「電流」「電圧」「抵抗」などの学習に無理なく移行することになるのであろうか。本実践では、小学校理科の特徴ともいえる「電流」という捉えを活かした授業展開を通して、中学校につながる授業の在り方について検討していく。
富山大学人間発達科学部附属小学校 福田慎一郎
A4判たて,6ページ
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