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ATPは生物学に登場する化合物の中では最も有名なものだろう。ご存知のとおり,エネルギー通貨としてさまざまなタンパク質に利用されている化合物である。ところが,最近サイエンス誌にATPは別の役割も持っているのでは,という論文が報告されている。細胞内でタンパク質の凝集をふせぐ働きがあるのだという。今回は,この魅力のあるもっともらしい仮説を紹介したい。
筑波大学数理物質系物理工学域教授 白木賢太郎
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