「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業実践~現行学習指導要領の教科書を使って~(2018年10月)より。「深い学び」とはどのようにして実現されるのだろうか。その鍵となるのが,「見方・考え方」を働かせることであるが,具体的には,社会科や分野の特質に根ざした追究の視点(下記)と,それを生かした課題(問い)の設定,諸資料等を基にした多面的・多角的な考察,社会に見られる課題の解決に向けた広い視野からの構想(選択・判断),論理的な説明,合意形成や社会参画を視野に入れながらの議論などを展開させる必要がある。
東京都中野区立第七中学校教諭 千葉 一晶