「新学習指導要領を見すえた 地図帳活用事例集②」(2018年10月)より。 第6学年の歴史学習では,歴史的事象や人物,文化遺産にかかわる地名が多数登場する。地名が出てきたら,その都度地図帳で,現在ではどこに当たるかを確認させたい。歴史学習においても地図帳を活用し,日本地図や世界地図で位置や地形などとの関係性を確認させることができれば,空間的により広い視野から,歴史的な出来事をとらえられる。 本稿では「キリスト教の伝来」を例に,地図帳を活用した指導について取り上げる。
東京書籍(株) 社会編集部