数学Ⅲで分数関数の不定積分を扱う。g(x)=f’(x)の場合 すなわち∫f’(x)/f(x)dx(f(x)は整関数)であれば即座にlog |f(x)|+C(Cは積分定数)と答えることができるが,そのような形でない場合には一般には部分分数に分解して求める。その際には,以前学習した恒等式による計算が必要とされるが,時には部分分数の分解の形が指示されていることがある。本稿は,なぜ指示された形においてよいのかについて疑問をもった生徒がいたので,その指導について考察したものである。
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山口県立高森高等学校教諭 西元教善
A4判たて,4ページ
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