ニューサポート高校「社会」vol.29(2018年春号)より。出題形式は大問6問,小問36問と過去5年 間と同様であった。ほとんどの大問で,特定の 分野にとどまらない問題が出題され,広範な知 識を活用し判断する力が試された。また,3つ の内容の正誤をすべて判断する問題が4問出題 され,昨年の2問から増加した。昨年実施され た大学入学共通テストの試行調査問題でも,現 代社会や地理などにおいて,正しい選択肢をす べて答えさせる出題が見られ,マークシート方 式の問題形式の中で,思考・判断力を問うため の手法として定着していくことが予想される。
群馬県立沼田高等学校 峯川浩一