扱う資料は,「くずれ落ちただんボール箱」(小学校道徳副読本5年〈東京書籍発行〉)。中心となる内容項目は,B(主として人との関わりに関すること)の「親切,思いやり」である。
わたしと友子さんが,ショッピングセンターに行った時の出来事である。登場人物は,「わたしと友子さん」「孫を連れたお婆さん」「店員さん」。狭い通路に積んであった段ボール箱を孫が崩してしまう。わたしと友子さんは,困ってしまうお婆さんに声をかけ,自分たちが直すことを申し出る。にもかかわらず、片付けている二人に気づいた店員は,訳も聞かず苦情を言うが……。
この出来事を登場人物3者の視点から見ることで,「相手の立場になって考え,自分にできることは何か考え,行動する」ことの大切さに気づかせていく展開例である。
山形県山形市立滝山小学校 高木千鶴
A4判たて,4ページ
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