定積分を求めるとき,いろいろな方法がある場合がある。その方が面白い。決まり切った1つの方法しかないようではつまらない。
本稿では,まず Ia, b=∫π0(asinX+bcosX +X)2dX
とするとき,I1, 1=∫π0(sinX+cosX +X)2dX について
①被積分関数を展開して求める方法
② 三角関数の合成を使って被積分関数を変形して求める方法
③t=x-π/2とおき,∫a -a(奇関数)dx=0,∫a -a(偶関数)dx=2∫a 0(偶関数)dxを活用する方法の3通りで求め、その比較から効率のよい求め方でIa, b=∫π0(asinX+bcosX +X)2dXを求めその結果からIa, b=∫π0(asinX+bcosX +X)2dXの最小値を求めることを考察する。
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山口県立高森高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
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