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三角関数を含むある関数の定積分の求め方~三角関数の合成や置換積分等の利用~

  • 数学
  • 指導資料
公開日:2018年02月09日
三角関数を含むある関数の定積分の求め方~三角関数の合成や置換積分等の利用~

定積分を求めるとき,いろいろな方法がある場合がある。その方が面白い。決まり切った1つの方法しかないようではつまらない。
 本稿では,まず Ia, b=∫π0(asinX+bcosX +X)2dX
とするとき,I1, 1=∫π0(sinX+cosX +X)2dX について
①被積分関数を展開して求める方法
② 三角関数の合成を使って被積分関数を変形して求める方法
③t=x-π/2とおき,∫a -a(奇関数)dx=0,∫a -a(偶関数)dx=2∫a 0(偶関数)dxを活用する方法の3通りで求め、その比較から効率のよい求め方でIa, b=∫π0(asinX+bcosX +X)2dXを求めその結果からIa, b=∫π0(asinX+bcosX +X)2dXの最小値を求めることを考察する。

※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内

山口県立高森高等学校教諭 西元教善

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