数学では「拡張」という考え方やその行為がよく使われる。たとえば,「数」については,自然数→整数→有理数→実数→複素数というように,それまでのもの(数学的実体)やそれが持つ性質を内包しながら拡大される。「指数」についてもそうであるし,低次元で成立していることを高次元で考える,高次元まで拡げるというのもそれである。本稿では,高校数学においてどのような「拡張」が扱われているのかということと拡張という考え方の素晴らしさのわかる一例を挙げることにする。
※文中の数式は,「Tosho数式エディタ」で作成されています。ワード文書で数式を正しく表示するためには,「Tosho数式エディタ」が導入されていることが必要です。無償ダウンロードはこちら→無償ダウンロードのご案内
山口県立高森高等学校教諭 西元教善
A4判たて,5ページ
Word
docx/517.7KB
pdf/429.1KB
非会員の方は公開から一年を超えた資料は閲覧出来ません。会員登録をすると、全期間の資料を閲覧できます。