種子の発芽には空気と適度な温度と水が必要であることに気付いた子供たちとボトルプランツ作りに挑戦する。子供たちは発芽の3つの条件を満たすように種子を植えたが、発芽しないという事象に出合う。この問題を解決しようと動き出した子供たちは、これまでの発芽装置との違いを考える。「蓋を閉めると発芽していないな。」「ボトルの中には空気があるのに、発芽しないのはどうしてだろう?」と発芽と空気の関係について既習経験とズレを感じ、思考を活性化していく。水の中では種子が発芽しなかった等の既習経験や人間の呼吸と関係付けて事象を捉えることで、「種子も人間と同じように酸素を取り入れて二酸化炭素を出しているんだ。」と呼吸という視点から発芽条件について考えを深めていく。
富山大学人間発達科学部附属小学校 福田慎一郎
A4判たて,5ページ
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