カリキュラム・マネジメントでは,各教科等で身に付けた資質・能力が,他の教科等で活用されたり発揮されたりするようにすることが期待されます。そのためには,各教科等における単元デザインとともに,それぞれの教科等で,児童がどのように学んでいるかを俯瞰することが大切です。東京書籍の教科書は,教科の内容に加え,他の教科等に関連する学びが登場するなど,各学校におけるカリキュラム・マネジメントに役立つ,横断的な構成となっています。
國學院大學 教授
理科の教科書では,算数科の学習で学んだ「棒グラフ」や「折れ線グラフ」に関する資質・能力を活用する,「算数科で学んだことを活用しよう」というページを設けています。算数科と理科の関連的な指導を通して,双方の教科で,指導の効果を高めることができるように配慮しています。
4年p.205
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