全国学力・学習状況調査では,学習や実生活において不可欠な知識・技能や,その知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力,課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等を問います。これらは,教科の枠を超えて育成すべき資質・能力の具体的な姿の1つです。
東京書籍の各教科の教科書には,上記の力を育成するための多くの工夫がなされており,安心してお使いいただくことができます。
山梨大学 准教授
下の紙面の問題は,H27年度全国学力・学習状況調査 算数B2(2)と同じ構造です(原題の正答率13.4%)。
この結果からは,基準量,比較量,割合の関係の把握やその活用の困難さがうかがえます。
そこで「新しい算数」では,割合を重層的に取り扱いました。例えば,左のページは割合を学習してしばらく時間をおいた後に扱う特設ページで,割合の理解の深化,活用する力の伸長を意図しています。
5年下p.124~125
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