実物大の動植物を掲載したポケットずかんが気付きの質を高めます
上巻末 ポケットずかん表紙
上巻巻末に,各季節で象徴的に見られる主な植物や昆虫などを実物大で描いた図鑑を設けました。製本された冊子が教科書に貼付されており,必要に応じて教科書から取り外し,そのまま屋外に持ち出すことができます。身近な草花や昆虫などを,実物大の図鑑を手にしながら観察することで,見付ける,比べる,たとえるなどの学習活動を促し,気付きの質を高めます。
上巻末 ポケットずかん②-③
巻末のべんりてちょうで習慣や技能,学び方が身に付きます
生活科の学習で身に付く習慣や技能をまとめた「かつどう べんりてちょう」を各巻末に新設し,活動に応じて活用できるようにしました。特に下巻では,学習を進めるうえで必要な習慣や技能である「学び方」を豊富に掲載しています。これらの「学び方」は,中学年以降の学習でも活用でき,生涯にわたる学びの基盤となります。
上 p.118-119
下 p.124-125
カリキュラム・マネジメント他教科とのつながりが見えます
他教科等との関連的な指導(教科横断的なつながり)
紙面右端に他教科等の学習成果を生かすことが効果的な活動例を掲載しています。
各学校におけるカリキュラム・マネジメントの参考となるよう,他教科等で身に付けた資質・能力を具体的に示しました。
下 p.31
下 p.53
中学年以降の教育への接続(学年間のつながり)
生活科の学習で身に付けた資質・能力が,第3学年以降の理科や社会科,総合的な学習の時間などにつながることがイメージできます。下巻の地域と関わる単元では,社会科の学習につながっていくことがイメージできるよう,児童が身近な地域の空間認識を広げていく様子を,徐々に色付いていくイラストで表現しました。
特別支援教育に配慮し,すべての児童の学びを保障します
学習の流れを示したホワイトボードを挿絵に描き,落ち着いて学習に取り組める工夫を例示するなど,授業のユニバーサルデザインへのヒントを掲載しています。
紙面全体を落ち着いた色合いで統一したり,見せたい部分が浮き立つようなデザインを取り入れたりなど,紙面のユニバーサルデザインにも配慮しています。
上 p.52
下 p.56
安心・安全に配慮した資料で適切な習慣や技能が身に付きます
毎年のように発生する自然災害など,児童を取り巻く環境が大きく変化する中,登下校も含めて,安全に安心して生活できるようになることが大切です。
「あたらしい せいかつ」では,3つの災害(自然災害,交通災害,人的災害)への対応を掲載したり,保護者と連携した児童の安全指導を例示するなど,児童が安全に生活できる力を身に付けられるように配慮しています。