大判の紙面で表す学びのプロセス
「知識及び技能の基礎」,「思考力,判断力,表現力等の基礎」,「学びに向かう力,人間性等」の三つの柱で整理された資質・能力は,学びのプロセスを通して,相互に関係し合いながら育成されます。
「あたらしい せいかつ」では,従来よりも縦に40ミリ大判化した紙面を生かし,児童が思いや願いを実現しようとする「学びのプロセス」を掲載しました。先生方が生活科で育成される資質・能力の具体的なイメージをもち,見通しをもって授業づくりが行えるように,三つの資質・能力がバランスよく育成されている児童の具体的な姿を示しました。
下p.28-29
吹き出しから,育成すべき資質・能力が見えます
新しい学習指導要領に示された,資質・能力の三つの柱(「知識及び技能の基礎」「思考力,判断力,表現力等の基礎」「学びに向かう力,人間性等」)を,吹き出しや表現作品で具体化しました。この学習で「何ができるようになるか」がイメージでき,指導計画を作成したり,学習評価をしたりする際に活用することができます。
下p.18-19
知識及び技能の
基礎
思考力,判断力,
表現力等の基礎
学びに向かう力,
人間性等
深い学びの具体的な姿が授業改善の手がかりになります
生活科における「主体的・対話的で深い学び」の過程を,「学びをふかめる」コーナーに例示しています。児童が思いや願いを実現していく過程で,友達と対話しながら試行錯誤する様子,伝え合いを通して新たな気付きが生まれる様子など,深い学びの具体的な姿を表現しました。
また,これまでの学習活動を可視化し,振り返ることのできる掲示物や,伝え合いや交流が生まれる場の工夫,ICT機器の活用例など,授業に役立つ「学びが深まる学習環境」を例示しています。