国語の学習指導のポイントが明確に分かる
「どんな力を身につけるのか」を明確に
国語の学習指導において重要なことは,「どんな力を身につけるのか」を明確にすることです。「新しい国語」では,言葉の力で「つけたい力」を明示したうえで,言語活動を分かりやすく展開しています。
詳しくは言葉の力は学びの軸をご覧ください。
「主体的・対話的で深い学び」を実現するための工夫
新学習指導要領では,「主体的・対話的で深い学び」の視点からの授業改善が求められています。「新しい国語」は,「主体的・対話的で深い学び」を実現するためのさまざまな工夫を凝らしています。
「主体的な学び」のために
「主体的な学び」の実現のためには,児童が学ぶことに興味や関心を持ち,見通しを持って粘り強く取り組むとともに,自己の学習活動を振り返って次につなげていくことが大切です。「新しい国語」は,単元構成を一新し,「主体的な学び」を実現できる教科書になりました。
国語の学習の進め方(四上P6)
各巻(一年上下巻を除く)の巻頭に,国語の学習の基本的な流れが分かるページを設定しています。課題解決的な国語の学習の進め方を理解することで,主体的に学習を進めることができます。
単元構成について,詳しくは言葉の力が身につく3ステップをご覧ください。
「対話的な学び」のために
教科書の各所に児童が互いの考えを伝え合う場面や活動を設定しています。また,教職員や地域の人などとの対話的な学習の例も示しています。
本は友達(四上P106)
世代を超えて読み継がれてきている本について,身近な人と交流する学習を行います。世代を超えて受け継がれる良質な本についてさまざまな人と交流することで,考えを広げ,深めます。
「深い学び」のために
「言葉による見方・考え方」を働かせながら,知識を相互に関連付けてより深く理解したり,情報を精査して考えを形成したり,問題を見いだして解決策を考えたりする学習をすることができるように,各所に「問い」の例を設定しています。
単元の「問い」(四上P115)
単元を通して取り組む「問い」の例を示しています。「問い」の解決に向かうことで,学びの深まりを生み出します。
言葉の力の「問い」(四上P116)
学習過程の中で特に重点となる部分に示しています。単元の「問い」に沿った小さな「問い」の解決を重ねていくことで,言葉の力を着実に身につけます。
充実した学習指導のサポート
全ての単元の指導計画・指導のポイントを掲載した教師用指導書を発行します。1時間ごとの指導について具体的に記述するとともに,評価の観点と支援の例についても,丁寧に記述しています。
また,教師用指導書だけでなく,多様なデジタルコンテンツを用意し,万全の体制で先生がたの指導をサポートします。
充実した学習指導のサポートについて,詳しくは以下をご覧ください。