「何ができるようになるか」を明確にしながら確かな「言葉の力」を身に付けるとともに,言葉による見方・考え方を働かせて学びを深めるようにします。
1「何ができるようになるか」を明示し,確実に身に付ける
国語の力をしっかりと伸ばすためには,各単元で「何ができるようになるか」を児童自身がきちんと認知することが大切だと考えました。「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」の全ての単元に言葉の力を明示し,「何ができるようになるか」を明確にして学習を進め,確実に身に付けることができるようにしました。
言葉の力
単元導入では「何ができるようになるか」を,単元末では学習で身に付いた大切なことをおさえます。
左…単元導入/右…単元末:広告を読みくらべよう(四上P84〜94)の例
言葉の力が身につく3ステップもご覧ください。
2思考を「見える化」して,学びを深める
児童が多様な見方や考え方を働かせて学びを深めるようにするためには,教科書に登場する児童キャラクターがどのような見方や考え方を働かせて学習に取り組んでいるかを「見える化」する必要があると考えました。教室の児童が思考を深める一助となるように,思考の手立てとしてのノートやメモ,カードや図表の例,思考の表れとしての児童キャラクターのつぶやきを随所に提示しました。
物語を読み,考えたことをつぶやく児童キャラクター
ごんぎつね(四下P50)
多数の事柄をカードに書き出し,共通点のあるものをまとめながら類別し,整理する例
グループにまとめて整理しよう(四上P13)
知識・技能 情報の扱い方を身につけ,思考を育てるもご覧ください。
3語彙を豊かに広げ,学びを支える
言葉の力の基盤となり,全ての学びを支える「語彙」を重視し,豊かに広げる学習を随所に設けました。
学年段階に応じた様々な観点から言葉を集める「ことばあつめ」を新設しました。
ことばあつめ(四上P141)
ことばあつめ(四下P64)
各学年の言語教材の一つを,その学年の言葉の学びを振り返り深める単元として設定しています。