「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」を踏まえた入門期の教材。

生活科を中心としたスタートカリキュラムに無理なく対応するとともに,児童の意欲や発達に丁寧に寄り添うさまざまな工夫を施しています。

スタートカリキュラムについては,ダウンロード資料東京書籍のスタートカリキュラムもご覧ください。

1心と体で言葉に親しみ,楽しく始まる1年第1教材

リズミカルな言葉で楽しい国語の始まり

初めて出会う教科書の言葉はリズムよく呼びかけ合うような言葉。児童は体を自然と動かし,多様な表現を楽しむでしょう。心と体を使って言葉や音を楽しんできた幼児期の経験を,言葉の学びとして受け止め,つなぐ教材です。

表現を通していっしょに学ぶ関係作り

一人一人で考えた動作を真似したり真似されたり。みんなで声を合わせたり,グループで表現を考えて試したり。他者と関わり,受け入れ合いながら活動する楽しさは,対話的な教室作りにつながります。

児童の心情に寄り添った安心感のあるイラスト

人気イラストレーターユニット「100%ORANGE」による元気で可愛い子供たち。初めはばらばらで不安げな表情ですが,ページをめくるごとに仲間の輪が広がり,明るい笑顔になっていきます。入学したばかりの児童が抱える不安と新しい出会いへの期待に寄り添ったストーリーです。

2幼児期から小学校へ,スムーズに接続する4月教材

4月教材群は全て見開き完結。児童が安心して取り組めるよう,「10の姿」を踏まえたシンプルな内容です。幼児期に育まれた言葉に関する資質・能力を見取りながら,小学校での言葉の学習の土台作りにつなぐことができます。

生活科を中心とした新一年生の学校生活の中に,無理なく位置付けられる題材や活動ばかり。

スタートカリキュラムにも,柔軟に対応することができます。

いきいきとした元気なイラストとデザインで,学びに向かう児童のわくわく感をさらに高め,国語の学習へと楽しく導きます。

35月以降も,無理なく学びやすく

発達段階に配慮して文字も言葉も習得しやすく

文字の習得が不十分でも,負担なく言葉の学習に取り組めるよう,スモールステップで教材化するとともに,音声言語から文字言語へ,「読む」から「書く」へ,児童が学びやすい配列を工夫しました。

読み書きの基本となる平仮名は,どの児童も楽しみながら,無理なく確実に身につけられるよう,特別支援教育の知見を生かして教材化しました。

特別支援教育への配慮もご覧ください。

他教科関連を図りやすく

生活科や図画工作科などと関連させやすい題材や活動を積極的に取り上げています。年間を通じて,児童が学びやすいカリキュラムを工夫することができます。