Point 1 「やってみたい!」「おもしろそう!」を引き出す
家庭分野の学習の意義や大切さが伝わる,豊かで楽しい教科書です。
ビジュアルな資料
写真やイラスト,図表など,分かりやすく実感をもって学べるビジュアルな資料が更に充実。生徒の学びの意欲を高めます。
食品の概量 - 実物大写真-
1日に必要な食品の概量を,「手ばかり」「目ばかり」の手法で掲載しました。各食品の目安量を実物大の写真で示しています。現行本に掲載していた野菜や果物の3群,4群に加え,1群と5群を新たに追加しました。
幼児の発達 - 実物大写真-
靴や箸など,幼児の使う小物の実物大写真です。幼児のつかみやすい大きさや幼児の口の大きさに気づくことができるクレヨンや歯ブラシを新設し,充実させました。幼児の体の大きさを視覚的に捉えたり,幼児との関わり方の工夫などにつなげたりすることができます。
子どもの視界体験眼鏡
巻末付録に「子どもの視界体験眼鏡」を新設しました。切り取って組み立てると,子供の視界を体験できます。
つながる学習 ー折り込みページー
五大栄養素(p.27)と6つの食品群(p.33-34)が折り込みページでつながり,各栄養素を多く含む食品をイメージしながら学習できます。
Point 2 「できた!」「分かった!」が実感できる
実践的・体験的な学びで,生活で生きる知識及び技能が身につきます。
意欲が高まる実習例
多彩な実習例を豊富に揃えました。幅広い難易度から選択して実践できます。デジタルコンテンツも充実させ,授業だけでなく,家庭での実践も促します。
調理実習
野菜,肉,魚の日常食の調理は,調理に関する理論のページ ⇒ 実習例ページ ⇒ 参考例ページ の流れで構成しています。
魅力的な写真で学習意欲アップ
紙面を開いたときに,まず大きな献立の写真が目に入るようにしました。
1単品調理にも対応
単品調理を上部にまとめました。調理の手順は横の流れの写真で示すことで,調理による食品の科学的な変化が分かります。
2献立調理も確実に
下部を合わせると献立調理ができます。実習時間に応じて活用できます。
3クッキングメモ
食材の科学的な理解を深めます。
4これだけは できるようになろう!
押さえたい技能をチェック形式でまとめています。
5私のオリジナル
生活の中で生かせるちょっとした工夫例で,生徒の工夫を引き出します。
実習例,参考例ともに,Dマークコンテンツを用意しています。授業中だけでなく,家庭での実践に役立ちます。
布を用いた製作実習
意欲を引き出す魅力的な写真,分かりやすいシンプルな作り方,工夫を広げるアレンジ例。そして幅広い難易度の題材で,製作実習をサポートします。
魅力的な写真で学習意欲アップ
生徒の「作ってみたい!」という気持ちを引き出します
1見やすい構成
基本の作り方はなるべくシンプルにし,製作物の構成を捉えやすくしています。
2「チェック」で確認
押さえたい技能をチェック形式でまとめています。
3技能ページとリンク
ポケットやまちなどの工夫につながる技能は「いつも確かめよう(教科書p.141)」にまとめています。
4私のオリジナル
生活の中で生かせるちょっとした工夫例で,生徒の工夫を引き出します。
幼児との触れ合い体験
さまざまなパターンを設け,写真で展開した実習例ページ。幼児との関わり方や幼児の生活の様子を「見て学べる」紙面です。
「いつも確かめよう」で基礎技能の定着
実習や生活の中で必要な基礎技能をまとめた「いつも確かめよう」で,技能の定着を図ります。写真,イラストのほか,デジタルコンテンツも充実しています。
調理の技能
調理に必要な包丁の使い方や加熱調理の方法などをまとめました。
教科書紙面に掲載されている二次元コードから動画を見ることができます。
衣服の手入れや製作の技能
基礎技能は豊富な写真と動画で,生徒が何度でも確認できるようにしています。
1失敗例の掲載
失敗例から正しい方法を学ぶことができます。
Point 3 「もっとよくしたい!」「きっとうまくいく!」を導く
生活の中から課題を見つけ,主体的に解決していく力が身につきます。
学習を見通すガイダンス
ガイダンスは,教科書の冒頭に設けました。自立と共生,問題解決の道筋,家族・家庭の機能や見方・考え方など,家庭分野のベースとなる考え方がガイダンスに詰まっています。
学習のポイントに気づかせ,生徒の意識を高めるキャラクターたち
学習を案内したり,見方・考え方を働かせたりする場面で登場し,関連するせりふで生徒の意識を高めます。
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学習を案内する「ギカルン」
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見方・考え方を意識させる「ミカタン」
自立と共生
自立と共生をテーマに充実を図りました。幼児から高齢者の姿をイラストなどで掲載し,生涯を見通したより豊かな生活への学びを意識させます。
家族・家庭の基本的な機能
ガイダンスに,各学習内容への導入となる「家族・家庭の基本的な機能」のページを新設しました。
問題を解決する道筋と見方・考え方
家庭分野の問題解決的な学習である,「生活に始まって生活に返す学習」の流れを,ガイダンスの中で具体例を用いて分かりやすく示しました。また,見方・考え方4つの例をガイダンスで確認し,各学習内容との関連を示しました。
主体的・対話的で深い学びを通して,実践力を高める
生活の課題と実践をはじめ,家庭分野の学習全体として主体的・対話的で深い学びを実現します。
生活の課題と実践の進め方
「問題を解決する筋道」の6つのステップと揃え,巻頭のガイダンス,巻末の課題と実践を6つのステップで具体的かつ明確に示すことで,学習の流れを確かなものとします。
実践例の充実
具体的な問題解決の流れや発表例を新設しています。実践例はレポートや新聞など生徒の作品例を掲載しています。
1生徒自身の課題や工夫を引き出す例示
軽重をつけて例示を充実させ,生徒自身の課題や工夫を引き出します。
2内容のマーク
内容の関連をマークで示しています。
主体的・対話的で深い学びの実現
活動例や生活の課題と実践など,さまざまな場面で思考ツールの例を入れました。思考ツールを活用することで,対話を助けて協働を促し,深い学びにつながります。
その他の特徴
新学習指導要領への対応
教育現場の課題に向き合う
特別支援教育,授業支援,つまずきへの対応,防災教育,SDGs,キャリア教育,カリキュラム・マネジメント,伝統文化の継承・創造など,家庭分野の学習に関わるさまざまな現代的な課題に対応して,資料等を充実させました。
全ての生徒に学ぶ喜びを
先生の授業づくりを支援
学力の定着と向上のために
学校や教科を越えてつながる
持続可能な社会を目指す
人と文化を育む
教師用指導書/デジタル教科書・教材
教師用指導書(指導者用デジタルブック同梱),学習者用デジタル教科書・教材など充実のラインナップで,日々の授業をサポートします。