今，若手の先生がたが増えています。若手の先生がたは，これまで多くの先生がたが積み上げてこられた実践や指導の工夫を取り入れつつ，「主体的・対話的で深い学び」の視点から，新しい授業づくりに日々奮闘していらっしゃることと存じます。東京書籍は学びやすく，教えやすい教科書の実現や教師用指導書の充実により，若手の先生や臨時採用の先生を含む全ての先生がたの授業づくりを支援します。

中学校数学では，目当てや課題を明確にした授業づくりの参考になるよう，内容のまとまりごとに「学習課題」と「Q」を設定。「Q」にはステップを設けて活動を進めやすくし，活動がまとめにつながるようにしています。更に，「深い学びのページ」では，日常生活の問題を解決したり，数学の新しい性質を発見したりする授業を紙面化。数学のおもしろさや考えることの楽しさを実感できる授業づくりを，先生がたとともに進めていきたいと考えています。

技術・家庭（技術分野）では，問題解決活動に欠かすことのできない，工具の使い方などについて，生徒の失敗例と修正方法などを「チェック！検査と修正」としてまとめて表し，知識・技能の習得を支援しています。

日本の先生がたは世界一忙しいといわれています。とりわけ，中学校の先生がたは生徒指導や部活動など授業以外の負担が大きく，授業準備の時間が十分に確保できないという実態があります。東京書籍は教科書上での工夫や配慮をはじめ，補充資料を収録した教師用指導書やデジタルコンテンツなど指導用教材の充実により，先生がたの授業準備や指導に関するご負担を軽減するよう努めています。

中学校道徳では，巻末に切り取り式の教具を2つ用意しています。事前に時間をかけてご準備いただかなくても，教科書から切り離してすぐに使用することができます。2つの教具を使うことで，授業での話し合いが活発になったり，生徒の意見が見えるようになったりします。

教師用指導書に付属した「指導者用デジタルブック」や，生徒が無料で視聴することができる「Dマークコンテンツ」など，豊富なデジタル教材で，指導や学習をサポートします。