学習を通じた自らの成長を振り返り,国語を学ぶことの楽しさや意義を実感するとともに,生涯にわたって読書に親しむ習慣や態度をはぐくみます。

1学習を振り返り,国語を学ぶ意義に気付く

単元末の「ふり返る」では,自らの学習の過程を価値付ける視点を投げかけるとともに,言葉の力を他教科等の学習や実生活に活用することを促す「生かそう」を設けました。自分が頑張って学習に取り組んだことへの肯定感や学んだことの有用感を高め, さらに頑張ろう,もっと学びたいという意欲を喚起します。

調べたことをほうこくしよう(四下P105)

学習のプロセスに目を向け,どんなことに気をつけたり頑張ったりして取り組んだかを振り返ります。言葉の力と対照することで,今後の課題を見いだすことにもつながります。

言葉の力が身につく3ステップもご覧ください。

2自分の成長に気付き,学び続ける意欲につなぐ

単元末だけでなく,学年末にも学習を振り返る場面を設け,自分の成長を確かめるとともに,さらなる学習への意欲を高めるようにしました。学習を振り返って「できるようになったこと」を確かめ,自分の成長を実感することで,もっといろいろなことにチャレンジしたい,学び続けたいという思いを抱くことができます。

一年間の学習をふり返って(四下P132〜133)

年間の学習を振り返り,その成果を踏まえて,次の学年での学習への意欲を新たにします。

言葉の力は学びの軸もご覧ください。

3年間を通した読書指導で,本に親しむ習慣・態度をはぐくむ

年間を通して読書指導に力を入れています。さまざまな本と出会い,自らの世界を広げていく楽しさや喜びを味わうことによって,生涯にわたって読書に親しむ習慣や態度をはぐくみます。