若手の先生のために

各学年の最初の単元に,問題解決的な学習の進め方を見開きで例示しています。定評ある「つかむ」「調べる」「まとめる」「いかす」の学習段階をたどりながら,「主体的・対話的で深い学び」を実現する学習の進め方を,具体的に示しています。

  • 主体的な学びを意識
    したつかむ

    各小単元では,課題意識を高め,見通しをもって問題解決的な学習に取り組むことができるよう,「学習計画を立てる」場面を重視しました。

  • 学習問題について
    追究する調べる

    「調べる」段階では,対話的な学習など,さまざまな学習の方法を提示しています。

  • 学習したことを整理・
    考察するまとめる

    小単元ごとに「まとめる」段階を設け,多様な表現活動を提示しています

  • 社会的な事柄に参画・
    提案するいかす

    「いかす」段階では,新学習指導要領をふまえ,自分たちにできることなどを考えたり,選択・判断したりする場面を充実させました。

学習の進め方

3年 P.18-19

  • 本時のめあて

    各見開きの左ページ側注に「本時のめあて」を明示することで,課題意識をもって学習に取り組むことができます。

  • 深い学びにつながる
    「社会的な見方・考え方」

    「見方・考え方」を働かせて問題解決的な学習を進めることで深い学びを実現します。

  • 対話的な学び
    さまざまな場面で提示

    児童相互の話し合いや討論の場面を積極的に提示し,多様な視点を身に付け,多角的に考えられるようにしています。

  • 学びのふり返りを重視

    1時間ごと,小単元ごとの「ふり返る」場面を大切にしています。また,学習内容だけではなく,調べ方やまとめ方についてのふり返りも促しています。

中学年では,1時間の学習の見通しをしっかりともてるように,本時のポイントとなる学習活動を,カード形式で示しています。




3年 P.108-109