もっと考えたくなる,もっと話し合いたくなる教科書

防災・減災の意識を高めます

自然を知り,防災・減災に生かす

6年「変わり続ける大地」(地震と火山)では,地震と火山の噴火による大地の変化について学んだうえで,それらを生かして,自然災害や防災・減災について考える構成にしています。

6年p.122

6年p.124

6年p.126~127

5年の「台風と天気の変化」,「流れる水のはたらき」も同様の構成にしています。

6年p.128~129

5年「台風と天気の変化」,「流れる水のはたらき」,6年「変わり続ける大地」では,危機を予測する活動を行います。防災・減災について,日頃の取り組みや生命を守るための行動などを考え,自ら考え判断して行動する力を養います。

5年p.69

5年p.70

日々の授業で防災・減災の意識を高める

4~6年の巻末の「理科室の使い方」では,実験中に地震が発生した際の対応を示しています。

4年p.198~199「理科の調べ方を身につけよう」

日々の授業でも,防災・減災に関して配慮が必要な場面では,「きけんマーク」とともに注意事項を示しています。

4年p.71「暑くなると」

児童の心情面への配慮

自然災害を扱う際,学ぶ児童の心情面への配慮が必要な場合があります。そこで,自然災害の写真などについては,大きさや取り上げ方に留意するとともに,単元扉では,扱う際の留意点を記載しています。

6年p.120「変わり続ける大地」

持続可能な社会への意識を高めます

ESD,SDGsへの取り組み

学んだことを使って,持続可能な社会を構築するために自らができることを考える場面を設けました。自分自身が持続可能な社会を構築する担い手であることを捉えます。

6年p.199「地球に生きる」

「理科のひろば」などで,地球環境を保全するための活動を取り上げ,意識を高めることができるように配慮しています。

6年p.26「物の燃え方と空気」

5年p.91 「流れる水のはたらき」

生命尊重と環境保全の強調

生命尊重や環境保全に関わる留意点には,「かんきょうマーク」を付けて強調し,児童の意識を高めます。

3年p.79「こん虫を調べよう」

かんきょうマーク

安全への配慮を徹底しています

「きけんマーク」による安全指導の徹底

安全に対しての配慮が必要な場面では,もれなく「きけんマーク」をつけ,禁止事項とその理由を赤い文字で強調して記述しています。

3年p.99「太陽の光を調べよう」

安全をサポートする資料が充実

巻末の「資料」では,「使い方を理解しよう」や「きけんマーク」で,実験器具を使う際の留意事項を示しており,児童が安全に観察・実験を行えるように配慮しています。

4年p.200~201 「理科の調べ方を身につけよう」

単に操作方法を覚えるのではなく,その目的や意味も理解したうえで,適切に操作できるようにしています。