もっと考えたくなる,もっと話し合いたくなる教科書

1資質・能力を確実に育成できます。

学力向上を徹底的にサポート

問題解決の過程をつないだ「学びのライン」によって,見通しをもって主体的に学びを進めていくことができます。これによって,資質・能力を確実に育成できます。

4年p.169,170,172 「水のすがたと温度」

習得した知識が「使える知識」に

各問題解決の終末には,「学びを生かして深めよう」を設定しています。

学んだことを生かして日常生活の事象などについて考え,説明することで,習得した知識が「使える知識」に深化し,「深い学び」が実現します。

4年p.146「物のあたたまり方」

答えの例

146ページ ・・・・・・

あたためられた空気は,上に動く。そのため,地下のホームであたためられた空気は,地下から地上につながるふきぬけを通って,上に動いていって,外に出る。

4年p.211「「学びを生かして深めよう」の答えの例」

資質・能力の育成状況を見取る

単元末の「たしかめよう」では,知識・技能,思考・判断・表現の観点ごとに,それらの育成状況を見取ることができる問題を設定しています。
詳しくはこちら

4年p.39「天気と気温」

「考えよう」では,各学年で主に育成を目指す問題解決の力の育成状況を見取ることができます。

学びがつながり,深まる

領域ごとにテーマを設けて,「学びをつなごう」を設定しています。

下位学年や他単元で学んだ内容を使って総合的に考えることで,児童の中で個別の知識がつながり,科学的な概念が形成され,「深い学び」が実現します。

6年p.68~69「植物について考えよう」

「学びをつなごう」には,知識をつなげて考える問題「つなげて考えよう」を設定しています。

2分かる喜びと自らの成長を実感できます。

自らの成長に気付く

学びの区切りごとに「ふり返ろう」を設定しています。自らの学びを振り返り,見直すことで,成長を実感して自己肯定感を高めるとともに,友達と学び合う意義や理科を学ぶ意義を実感して,学び続ける態度を育成することができます。

① 「レベルアップ 理科の力」の「ふり返ろうー 考える力について振り返ります。

6年p.176「水溶液の性質とはたらき」

② 問題解決の終末の「ふり返ろうー 学ぶ中で大切だと思ったことを振り返ります。

6年p.176「水溶液の性質とはたらき」

6年p.5「理科の学び方」

各学年巻頭の「理科の学び方」で,振り返りのねらいが分かるように,具体例を示しています。

③ 単元末の「ふり返ろうー 友達と学び合う意義や,理科を学ぶ意義を振り返ります。

6年p.187「水溶液の性質とはたらき」

6年p.175「水溶液の性質とはたらき」

単元末で友達の考えを振り返ることができるように,「レベルアップ 理科の力」の中で,よいと思った友達の考えを記録しておくことを促しています。

理科がもっと楽しくなる

5・6年では,単元導入に「学ぶ前の私」,単元末に「学んだ後の私」として同じ問いを設定しています。学ぶ前後で同じ問いについて考えることで,分かるようになった自分を実感でき,理科がもっと楽しくなります。

6年p.32〜33「動物のからだのはたらき」 単元導入

6年p.53「動物のからだのはたらき」単元末

学ぶ前と比較して,自らの考えが質・量ともに高まったことを実感することができます。

自らの将来を見つめる

5・6年の「理科のひろば」と「学びを生かして深めよう」では,働く人へのインタビュー形式のコラム資料を数多く取り上げています。働く人の仕事に対する思いを読む中で,理科の学びと自らの将来との関連を捉え,学ぶ意欲が更に高まります。

6年p.27「物の燃え方と空気」

5年で紹介している仕事の例

ページ 職業
27 農家
35 農家
71 気象予報士
115 塩の生産者
127 医師

6年で紹介している仕事の例

ページ 職業
27 消防隊員
39 医師
65 林業家
77 農家
84 料理人
129 気象庁職員
163 ロボット開発者
197 建築家

農家の
赤石さん

内科の医師の
森さん