造本上の工夫

地図帳は2年度新課程から,3年生に進級した子どもたちに給付されることになりました。3年生から6年生まで,4年間の継続使用に耐えるように,「新しい地図帳」では用紙,製本などの造本面でもしっかりした取り組みを行っております。

強固で,かつ開きやすい製本

3年生から6年生までの4年間の使用に耐えるよう,丈夫な糸かがり製本を用いています。また,中央部(ノド)は十分に開いて紙面が見やすくなるようにしました。

ページ(折丁)を
糸を使って
綴じていきます。
(糸かがり製本)

折丁を重ねて糸を通し,
さらに糊で固定して
強度を高めています。

ページ中央部(ノド)は,十分に開いて,紙面の中央近くにある地名などが見やすくなるようにしています。

折り込みページの強化

折り込みページの折り目部分にニス引き加工を施し,破れにくくなるよう強化しています。

折り込みページの折り目部分はどうしても破れやすくなります。そこで,折り山部分の左右に5mmずつ,帯状にニスを塗って強度を高め,破れにくくなるようにしています。(ニス引き加工)

環境に配慮した用紙とインク

  • 本文ページには発色が良く,光の反射を適度に抑えた再生紙を使用しています。すっきりと見やすいだけでなく,子どもたちが書き込みをする場合にも対応しています。
  • 環境に配慮した再生紙・植物油インクを使用しています。