基本が身に付き,地図の良さが分かる地図帳

1地図を理解し,活用する力が身に付く

  • 3年生に地図の仕組みと約束事が分かるように,ページいっぱいの大きさの鳥瞰図を用いて,鳥瞰図真上からの図地図へという視点の変換を展開しています。
  • 社会的事象を,位置や空間的な広がりに着目して捉える「社会的な見方・考え方」の基盤となる空間認識を広げ,また地図から現実世界を想像する力を身に付けられるようにしています。
  • 3年生の「学校のまわり」~「市の様子」を学習する,授業の流れにも合っています。 ※モデルは神奈川県小田原市です。

視点を上空に移す(鳥瞰図)

P.7-8「まちを上からながめてみよう」

4人の子どもたちはどこにいるのかな?

真上からの視点 ➡ 地図に変換

P.9-10「真上から見ると地図になるよ」

ななめ上から見たときと,真上から見た時ときとのちがいを見つけてください。

広い範囲を見わたす ➡ 市の学習へ

P.11-12「市を見わたしてみよう」

上の,市の絵を,地図にするとこうなります。北が上になるように,地図の向きをととのえました。

2日本の領土・領域がしっかり分かる

  • 日本の領土と周辺諸国に関する内容を充実させ,また「海洋に囲まれ多数の島からなる国土の構成」がしっかり分かるよう,すべての地図において海洋部分も詳細に描写しています。 日本とそのまわり(P.15-16),尖閣諸島(P.18),竹島(P.27)
領土や領海といった用語を図を用いて説明しています。
日本の国土についての統計を載せています。

P.15-16「日本とそのまわり」

P.18「日本列島」

日本の端はどこにあるかわかるかな。
竹島の拡大図と写真を掲載し詳しく取り上げています。

P.27「中国地方」

3さくいんの引き方が確実に身に付く

  • さくいんの引き方を,マンガを使って分かりやすく説明しています。

P.13「地図帳の使い方」

巻末のさくいんには10ページをとり,文字を大きくするとともに,行間をあけて読み取りやすくしています。
「チェックらん」は履歴となり,子どもの意欲を伸ばします。
さくいんには,日本の全市町村名,世界のすべての国名をもれなく載せています。

P.87「さくいん」

4地球儀の使い方がよく分かる

  • 地球儀の活用の仕方について,写真で分かりやすく解説しています。

P.55-56「世界全図と地球儀」

矢印の方向にまわしてみよう。
東京からワシントンD.C.への最短コースはアラスカを通るよ。

5世界の国旗を一覧に

  • 国の位置と国旗を結び付けて調べられ,また,子どもたちが好きな国旗から,その国を調べるきっかけにもなります。
世界全図のページには,全ての国の国旗を掲載しています。

P.100-102「世界の国々」

世界にはたくさんの国があるね。あなたが知っている国はどこにあるかな。