ここがポイント「新編 新しい家庭5・6」のいつでもQ&A

疑問などよくお問い合わせいただく質問と回答を掲載しています。
更新は適時おこなっていますのでお困りの問題を解決する際にお役立てください。

FAQよくある質問

  • コロナなどの感染症対策で調理実習などが難しいと聞いています。どのような工夫をしていますか?

    学校での調理実習が難しい場合、自宅でも取り組めるように、すべての調理実習題材にはQRコンテンツで動画が見られるようになっています。また、切り方などの基礎技能も動画でご用意していますので、自学自習ができます。
    また、p.8には、手の洗い方などの感染症対策の特集がございますので、そちらもご参考いただけます。

    うつらない うつさないために
  • 第4大題材では消費と環境を一体して扱っていますが、どのような意図がありますか。

    持続可能な社会の構築を目指すとき、「買い物をする」という消費行動は、児童にとって身近で、自分で変えやすい行動のひとつです。消費と環境の内容を一緒に学ぶことで、「なぜ無駄な物は買わないほうがいいのか」「どういった物を選ぶことがよりよい未来をつくることになるのか」ということをわかりやすく学習することができます。

    消費生活と環境について
  • 学校では、実習の時間などで「安全教育・防災教育」の視点がますます高まっています。どのような工夫を盛り込んでいますか。

    教科書のp.8〜11に「衛生・安全に気をつけて実習しよう」という特集を新設しました。「地震が起こったとき」「調理用具を正しくあつかおう」などで、具体的に対策を記述しています。また、「日々の備え」のマークで、家庭科の学習と関連した防災につながる内容をご紹介しています。p.119ではローリングストックの考えを取り入れました。

    安全教育・防災教育に関して
  • 家庭科の見方・考え方は具体的にどのように示されていますか。

    家庭科の見方・考え方(協力・協働、健康・快適・安全、生活文化、持続可能な社会)を「家庭科の窓」としてガイダンスの折込や大題材の導入で設定し、これらの視点を意識しながら学習が進められるように工夫しています。
    また、見方・考え方のひとつである「持続可能な社会の構築」については、「SDGsでつくる私たちの未来」(p.43)で特集したり、実践例に関連させたりしています。

    家庭科の見方・考え方について
  • 評価について困っています。どのように児童の成長を見取ったらいいでしょうか。

    教科書p.6〜7に新設した「成長の記録」に、学習したことの自己評価と「次へのチャレンジ」を記入していくことで学びの記録ができ、成長を見取ることができます。「次へのチャレンジ」を「生活を変えるチャンス!」に結びつけることで、より家庭実践を促すことができます。

    成長の記録について

Q&AいつでもQ&A

  • 家庭科では、「食育の視点」を生かした指導が期待されています。どのような工夫をしていますか。

    例えば教科書p.52では、「日本の伝統的な食品」「地域の汁物」「プロに聞く!日本料理 料理人」などで、和食のすばらしさについて触れています。p.149には「地域の料理」の特集と、QRコンテンツで「地域の郷土料理」のずかんをご用意しており、自分が住む地域の料理に興味が持てるようにしています。

  • 学級では左ききの児童や食物アレルギーをもつ児童も増えてきています。どのような対応をされていますか。

    食物アレルギーについては、教科書p.10資料2に記載しています。グループに食物アレルギーを持つ児童がいるかを確認すること、症状が出たらすぐに気づけることが大切と考えています。
    左ききについては、教科書p.136からの巻末「いつも確かめよう」に実寸大の左ききの写真を掲載したり、QRコンテンツで左ききの動画をご用意したりしています。手を当ててイメージをしたり、くり返し動画を見て確認することができます。

    食物アレルギーについて
  • 家庭科でタブレットをどう使うか、困っています。今度の教科書のデジタル面での工夫を教えてください。

    すべての大題材が3ステップで構成されていますが、ステップ1ではデジタル思考ツールの「トライシート」で思考を整理し、ステップ2では動画を中心に学習し、ステップ3では「深めようワークシート」で、学習したことをまとめられるようにしています。また、調べ学習に最適な「食品ずかん」「地域の郷土料理」などのずかんをご用意しました。コンテンツもは、開いたページの右上にあるQRコードから読み取れるようになっています。

  • 授業で学んだことを実生活に生かすため、教科書で工夫したことを教えてください。

    各大題材のステップ3に「深めよう」という家庭実践につなげる活動を設定しています。また、そこで各児童が考えた、次にやってみたいことを、教科書p.6〜7の「成長の記録」に「次へのチャレンジ」として記録していくことで、「生活を変えるチャンス!」につなげられるように工夫しています。

  • 金融教育などは家庭科ではどのような扱いで学習しますか。

    金融教育の「契約」や「収入と支出」については、教科書p.36〜43の第4大題材「持続可能な社会 物やお金の使い方」の中で学習します。小学校の学習は二者間契約ですので、おもに対面で買い物をする場面を設定し、漫画や図を用いてわかりやすく解説しています。また、現金以外の支払い方法であるプリペイドカードについても記載しています。トラブルの多い現状を踏まえ、「インターネットでの買い物に注意しよう」を新設しました。

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