編集長が答える道徳 教科書活用Q&A

道徳の授業を、「新編 新しい道徳」を通じて先生がたといっしょに作っていきたい。そのような思いから、さまざまな質問に答えてまいります。

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  • Q1

    道徳の授業準備に時間がかかって大変です

    なるべく手間をかけずに効果的な授業を行う方法はないでしょうか

    A

    授業準備時間の短縮

    QRコンテンツや教師用指導書、道徳サイト「どうとくのわ」などを活用することで、授業準備の時間が大幅に短縮されます。詳しくは「道徳の準備から評価までまる分かり」をご覧ください。

  • Q2

    どのように評価をしたらよいか分かりません

    評価について、教科書ではどのように対応していますか

    A

    評価の仕組み

    各教材に「つぶやき」を設けました。生徒が授業で考えたことや感じたことを自由に書き込むコーナーです。書き込んだ内容は学期ごとに振り返り、巻末の「自分の学びをふり返ろう」にまとめます。「自分の学びをふり返ろう」は教科書から切り離せますので、名前を書いて提出し、先生がたは評価の材料にすることができます。なお、教師用指導書には評価文例作成システムをご用意していますので、ご活用ください。

  • Q3

    子供たちが思わず授業にのめり込むような導入を行いたいと思っています

    教科書ではどのような導入の工夫がありますか

    A

    導入の工夫

    教材によっては、冒頭に漫画の一コマを用意しています。漫画の一コマを使って学習のテーマについて考えさせることで、楽しく導入を行うことができます。また、QRコンテンツの映像を導入で使用することができます。人物の紹介映像を見てから教材を読むことで、対象となる人物に興味をもって学習を進めることができます。

  • Q4

    道徳の授業で現代的な課題について考えさせたいと思っています

    教科書ではどのような現代的な課題が扱われているでしょうか

    A

    現代的な課題への対応

    現代的な課題を扱った教材は、最近の社会情勢を反映し、大幅に刷新しています。特に、いじめ問題、生命尊重、情報モラル、多様性、SDGsの5つのテーマを重点課題として改訂しています。たとえば多様性では、障がい者スポーツ、外国人の人権、ジェンダー問題、性の多様性など、各学年で幅広い題材を取り上げています。

  • Q5

    子供たちが登場人物に自我関与し、道徳的価値についてしっかり考えることができる授業を行いたいと思っています

    道徳の授業でよく使われる定番教材は、教科書にどれくらい用意されていますか

    A

    登場人物の気持ちをしっかり考えられる定番教材

    定番教材を現行本から大幅に増やしました(5本→11本)。例えば「裏庭での出来事」、「一冊のノート」、「卒業文集最後の二行」などを新たに掲載しています。登場人物を通して道徳的価値に向き合い、対話を通して考える授業が展開できます。

  • Q6

    生徒が教科書を楽しく読んでほしいと思っています

    コラム(Plus)は、どのように活用するのですか

    A

    コラム(Plus)の活用法

    コラム(Plus)は各学年14~18本をご用意しています。内容はソーシャルスキル、情報モラル、教材の補充資料など多岐にわたっています。休み時間や、放課後に家庭学習として生徒が読むことを想定していますが、授業の導入や終末でご活用いただくことも可能です。