教科の広場
全8回にわたり連載させていただきます。適宜、「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説」自立活動編(平成30年3月)の記述を引きながら、具体的な事例をもとに、どのように対応し改善を図ったか、その成果と課題について考えていきたいと思います。連載第6回目の今回のテーマは、「健康の保持」における家庭および関係機関との関係性を取り上げた指導の実践です。
東京都内小学校 菅野千枝子
全8回にわたり連載させていただきます。適宜、「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説」自立活動編(平成30年3月)の記述を引きながら、具体的な事例をもとに、どのように対応し改善を図ったか、その成果と課題について考えていきたいと思います。連載第5回目の今回のテーマは、「身体の動き」について個に応じた定期的・継続的な指導の実践です。
校長が学校経営方針に基づき、自校の教育活動の改善を具現化し、実践的に展開するための基盤となるのが「校内研修」である。本書においては、「校内研修」の機能を【教育課題への理解と課題解決に向けた意欲向上の視点】、【組織の活性化の視点】、【人材活用・育成の視点】、【研修成果の児童生徒への還元の視点】から捉えた。そして、今日的教育課題の中から、校種や教育内容を考慮し、次のような研修(取組)を取り上げた。①小学校共通の課題である学習指導の改善の取組、②中学校において充実が求められる「道徳教育」の取組、③多様な教育の支援を必要とする児童生徒への「特別支援教育等」の取組、④小・中学校の生徒指導上の喫緊の課題である「いじめの未然防止」の取組、⑤実効性を求められる「学校安全」の見直し・改善の取組。本書が各学校において「校内研修」を計画・実施するに当たり、参考としてご活用いただけることを願っている。(東研研究報告 No.357)
東京教育研究所
全8回にわたり連載させていただきます。適宜、「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説」自立活動編(平成30年3月)の記述を引きながら、具体的な事例をもとに、どのように対応し改善を図ったか、その成果と課題について考えていきたいと思います。連載第4回目の今回のテーマは、「人間関係の形成」メタ認知とストレス発散に関する実践です。
全8回にわたり連載させていただきます。適宜、「特別支援学校教育要領・学習指導要領解説」自立活動編(平成30年3月)の記述を引きながら、具体的な事例をもとに、どのように対応し改善を図ったか、その成果と課題について考えていきたいと思います。連載第3回目は、学校生活で求められる「コミュニケーション」スキルを培っていく実践です。
東京都では、知的障がい児学級等以外の情緒的な障がいを持つ児童に対しては「通級指導」を行っており、筆者は現在、都内の拠点校の1つで巡回指導員として週3日間隣接校へ巡回指導に出向き、スクールカウンセラーとも協働して指導にあたっています。特別支援教育に関する具体的実践事例と指導上のポイントをご紹介する連載の第2回のテーマは、「心理的な安定」です。
東京都では、知的障がい児学級等以外の情緒的な障がいを持つ児童に対しては「通級指導」を行っています。筆者は現在、都内の拠点校の1つで巡回指導員として週3日間隣接校へ巡回指導に出向き、スクールカウンセラーとも協働して指導にあたっています。今回より全8回にわたり、特別支援教育に関する具体的実践事例と指導上のポイントについて連載していきます。連載第1回のテーマは、「環境の把握」です。
本冊子は,副主題に「授業や指導の可能性」という表現を入れ,具体的な事例を中心に構成した。特に,事例については,「これならやれそうだ」「できるかもしれない」という今後の指導への見通しや将来への希望がもてる可能性にも通じていくと考えた。さらに,教員の困り感を和らげ,子供の個性やよさに気付き,これからの授業や指導の見通しをもち,前向きに取り組んでいこうとする可能性や,保護者の困り感を和らげ,保護者が子供の個性やよさに気付き,可能性を見出せるよう意図した。本報告書は,通常の学級に在籍する特別な支援を必要とする児童・生徒への配慮と工夫を図っていくことを目的として,各小・中学校での具体的な事例12例,教育委員会の役割,校長の役割などをまとめた。(東研研究報告 No.326)
昨年度発行した「特別な支援を必要とする児童生徒への配慮と工夫 その2」に続く研究冊子である。本年度も12の事例を取り上げ,特にデジタル教科書とタブレットを用いた事例を6事例取り上げた。各事例の構成は子どもの実態を最初に掲げ,(1)このような授業がしたい,このような力を付けたい,(2) 手だて,指導の工夫、(3)取り組んでみたら,の順で解説をした。さらに本年度は事例の最後に「関連する自立活動の内容」を示した。自立活動とは,特別支援学校学習指導要領に示されている一人一人の子どもが障害による学習や生活での困難を主体的に改善・克服しようとする取組を促す活動のことである。(東研研究報告 No.316)
学校には特別な支援を必要とする児童生徒がおり,すべての教職員は特別支援教育の目的や意義,障害に関する知識や配慮などについて理解するとともに,一人一人の障害の状態や特性に応じた配慮や指導の工夫を行っていく必要がある。では,実際の学校においてどのような配慮をしていけばよいのだろうか。 本冊子では,まず学校で教員が出会う具体的な事例,場面を取り上げ,次に子どもたちの声を紹介している。支援・配慮を行うためには,まずその子どもの理解を深めることが大切である。そうした子どもの思いや願いを前提として,合理的配慮等のポイントを示した。また,多くの学校で試行錯誤しながら対応している保護者とのかかわりについても取り上げている。(東研研究報告 No.305)