教科の広場
2020年度4月から全国の小学校・中学校・高等学校でスタートしたキャリア・パスポート。キャリア・パスポートとは,児童生徒が学校,家庭及び地域におけるさまざまな学習や活動を記録・蓄積して,それらを定期的に見通したり振り返ったりすることで,自身の変容や成長を自己評価するポートフォリオ(自己評価のためのツール)である。 児童生徒がキャリア・パスポートに取り組むに当たっては,教師の対話的な関わりが非常に重要であり,自己有用感の醸成など児童生徒の成長を促すような指導上の工夫が求められている。本稿では,こうしたキャリア教育に資する各種資料,教材,指導案をご紹介したい。
茨城県 大子町立依上小学校 塚田薫
読んでおきたいこの一冊[やりがいから考える 自分らしい働き方] 著者 矢島 里佳 株式会社和える(aeru) 代表取締役 発行 株式会社 キノブックス(2017年5月27日) 「やりがいを持って、生き生きと働いている人がうらやましい」 「早く週末にならないかな、とつい考えてしまう」 「これから何年も、今の仕事を続けることを考えるとつらい」 この本は、自分に嘘をつかず、素直に働きたい人のための一冊です。 動画では、著者の矢島里佳さんに登場していただき、この本を通じて読者の皆さんに伝えたいことを語りかけます。 また、本の一部を朗読でも紹介しています。どうぞご覧ください。
東京書籍(株)教育サポートセンター
先生も!生徒も!理科が好きな人も,理科が苦手だなと感じる人も皆必読! 宇宙飛行士を目指す理系女子・黒田有彩が 理科の楽しさや魅力をトコトン語ります! 理科がもっと楽しくなるヒントがココにある!?
この連載は「今知ってほしいキャリア教育」として,1回目は筆者が現状と課題について記し,2回目から5回目まで,各地でキャリア教育に尽力されている方々に寄稿していただいた。それぞれの記事を振り返りながら,最後に,この連載を読んでいただいたそれぞれの先生方が,ご自分の学校でキャリア教育を実践するためのヒントをお伝えできれば幸いである。
NPO法人 スクール・アドバイス・ネットワーク理事長 生重 幸恵
キャリア教育は、子どもたちが自身の将来の夢や目標を考え、自尊感情をはぐくみながら生きることへの意欲の向上をめざすことにより、社会貢献への意欲に結びつけるものと考えます。人は必要とされることを必要とするのです。
ゆめ☆まなびネット代表/地域コーディネーター 大谷裕美子
学校現場から見たキャリア教育として,沖縄県での取り組みを紹介します。
沖縄県教育庁県立学校教育課 指導主事 新垣安之
今回の学習指導要領改訂の鍵となる重要な概念に「社会に開かれた教育課程」がある。社会に開かれた教育課程とは,未来軸(子供たちの未来をどうやって今に落とし込むか),社会軸(学校という空間とその外側の家庭,学校,地域とをどうつなげるか),主体軸(子供たちに未知の世界の中で生き抜く力をどのようにつけさせるか)と考えると分かりやすい。本書の序章では,社会に開かれた教育課程の目指すものについて解説し,社会に開かれた教育課程の理念に基づく学校経営の取組の参考になる事例として次の六つの事例を紹介している。①「社会へアクティブに関わる態度の育成」、②「社会の創り手を育む教育課程の創造」、③「地域とともにある学校 ~教育活動の充実を目指して~」、④「地域社会とともに創る教育課程」、⑤「地域,家庭による教育力の活...
東京教育研究所
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.50 2017年1月発行より。子どもが知らない職業にも目を向け,選択肢を拡げていくために「EduTownあしたね」を有効に活用した授業実践例を紹介する。
沖縄県浦添市立港川小学校教諭 新川美紀
教室の窓「小学校・中学校 教育情報」Vol.50 2017年1月発行より。「EduTownあしたね」を活用しながら,子どもたちが未来の自分を「取材」するという方法を取り入れた授業実践例を紹介する。
東京都文京区立千駄木小学校教諭 河西勇弥