編集長が答える地理 教科書活用Q&A
教科書の改訂ポイントやQRコンテンツの活用方法についてQ&A形式でお答えします。
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Q1
課題解決的な学習を実践するために
経験の少ない先生が参考にすることができる、授業づくりのヒントはありますか?
A教科書と指導書で徹底サポート!
単元を貫く「探究課題」の設定から解決にいたる流れを、「問い」を軸に構造化しました。1時間ごとの学習課題と探究課題をつなぐ踊り場の活動(探究のステップ)を設けることで、段階を踏んでスムーズに探究課題を解決できる構成になっています。
また、教師用指導書として「指導編(朱書)」を新規発行します。教科書の展開に沿って、学習の流れや本時の要点、QRコンテンツの活用のポイントが分かるため、経験の少ない先生も安心してご指導いただけます。 -
Q2
課題を追究したり解決したりする学び方
「地理的な見方・考え方」はどのように示されていますか?
Aマークでより分かりやすくなりました
「地理的な見方・考え方」を働かせる視点の例はで示しました。資料の読み取りや協働的な活動のコーナーに登場します。また、教科書6ページには働かせる視点の例を生徒のキャラクターで分かりやすく示した特設ページ「地理を学ぶ5つのミカタ」を設けました。
例: -
Q3
資質・能力を育成する3つの柱
3観点の評価に資する工夫はありますか?
A学習のまとめに評価の観点を明示しました!
単元の学習のまとめの活動を大きく3つの段階に分け、それぞれに「知識」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」をアイコンで示しました。評価の観点との関連を確認しやすくしました。
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Q4
学習指導要領は変わらないけれど…
改訂で紙面を大きく変更した箇所はどこですか?
A単元の導入やまとめのページを大幅に見直しました
導入場面では生徒の興味関心を喚起するビジュアルな紙面に刷新しました。まとめのページでは、評価の観点に沿って活動を3つに大きく分けて整理しました。また、自分の言葉で用語を説明するコーナー「ワードチェック」は、学習の振り返りや言語活動にも活用できます。
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Q5
1人1台端末環境は実現したけれど…
ICTをもっと授業で活用したい!
A普段使いできるQRコンテンツが盛り沢山です
単元の導入では「導入クリップ」、本文ページでは「チェック&トライ」、まとめでは「ワードチェック」や「思考ツール」など、ほぼ毎時間、授業で普段使いできるQRコンテンツを用意しました。授業の流れに沿って無理なく自然に扱うことができ、操作方法も至ってシンプルです。ぜひお役立てください!
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Q6
生徒の負担軽減のために
教科書の重さや厚さ、情報量について、生徒への配慮はされていますか?
A教科書内容を精選し、QRコンテンツを充実させました!
内容を精選し、令和3年度教科書よりも8ページ削減し、かつ独自に開発した丈夫な軽量用紙を使用することで、重量と情報量の両面で生徒への負担を軽減しました。また、学習の流れのなかで使えるQRコンテンツを充実させ、紙の教科書と併用できるようにすることで、従来よりも学習効果が高まるよう工夫しています。