編集長が答える国語 教科書活用Q&A

教科書はどう変わったのか? どんな工夫があるのか?
「新編 新しい国語」についての疑問や活用方法について、お答えします。

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  • Q1

    改訂のコンセプトを教えて

    今回の教科書のコンセプトは何?

    A

    「『言葉の力』で未来をひらく。」です

    新しい教科書では、「『言葉の力』で未来をひらく。」をコンセプトに掲げ、自分や社会の未来についてさまざまな観点から考えられる工夫をしています。具体的には、「多様性」「地球環境」「平和・国際理解」などの「未来を考えるための9つのテーマ」を設定し、各領域の学習を通して未来の課題について認識を深められます。

  • Q2

    新しく掲載された教材について知りたい

    どんな新教材があるの?

    A

    生徒の感性や課題に応じた新教材をそろえました

    文学・説明文、読書や「未来への扉」まで、さまざまな分野で活躍する著名人や作家による文章を掲載しています。生徒の感性や課題に応じた教材が、学びを深めます。なお、「ことのはつづり 2024年春 特別号」では、作者・筆者のかたがたによる教材紹介を掲載しています。ぜひご覧ください。

  • Q3

    主体的・対話的で深い学びの実現のために

    生徒が主体的に取り組める工夫はある?

    A

    キャラクターが生徒に寄り添います

    教科書全体を通して、個性豊かなキャラクターに倣って主体的に学習を進めるスタイルとなっています。例えば、3領域の各教材冒頭に、キャラクターによる生徒目線の「問いかけ」を示すことで、生徒が学習の見通しを持って主体的に学ぶことができます。

  • Q4

    「情報の扱い方」への対応を知りたい

    「情報の扱い方」はどうなっているの?

    A

    「情報の扱い方」に特化した教材があります

    「情報の扱い方に関する事項」は、「情報と論理の学び」で取り立てて扱っています。原因と結果、意見と根拠、具体と抽象などの情報と情報との関係の捉え方や、分類や比較などの情報の整理の仕方、情報の信頼性の確かめ方などを、基礎から理解することができます。身につけた力は3領域の学習で生かすことができます。

  • Q5

    生徒の身体的負担を軽減したい

    教科書の重さはどうなった?

    A

    3学年全体で100ページ以上軽くなりました

    各学年30ページ以上、3学年全体では100ページ以上のページ数を削減しています。学習の参考や深化・拡充のための資料はQRコンテンツとして従来より多く用意しており、教科書と併せて活用することで、十分な学習を展開できるようになっています。