子供たちが，これからの社会の変化や科学技術の進展の中で主体的に生きていくためには，自立した人間として，他者と協働しながら未来を切りひらいていく力を身につけることが大切です。この未来を切りひらいていく力が，よりよい自己形成やよりよい社会づくりに向かうためには，人生や生活に生きて働く道徳性の育成が必要となります。
　「新しい道徳」は道徳的諸価値についての理解を基に，多面的・多角的に考えることを通して，人間としての生き方についての考えを深めることを目指して編集しました。