教科書・シラバスのご紹介

理科改訂 科学と人間生活

検討の観点と内容の特色

改訂 科学と人間生活

教番
2東書 科人306
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項目 観点

内容の選択・程度

  • *学習指導要領の教科の目標を達成するため必要な教材が適切に用意されているか。
  • *基礎的・基本的事項の理解や習得のための適切な配慮がなされているか。
  • *発展的な内容の取り扱いに対する適切な配慮がなされているか。
  • ○高等学校理科学習指導要領の「目標」「内容」及び「内容の取扱い」に示された事項のすべてについて不足なく取り上げている。
  • ○「科学技術の発展」では最新の科学技術が紹介されており,生徒に興味・関心をもたせる内容となっている。
  • ○適切な箇所に「観察実験」を置き,探究的に学習が進められるように工夫している。安全にも配慮されている。
  • ○中学校の学習事項から丁寧に展開されており,つまずきやすい箇所は,側注などでフォローされている。
  • ○科目の特性を考慮し,「発展的な学習内容」は掲載されていない。
  • ○「課題研究」では,これからの科学の在り方を考えさせる適切な題材を用いている。
項目 観点

組織・配列・分量

  • *内容の組織・配列は,学習指導を有効に進められるように考慮されているか。
  • *分量は学習指導を有効に進められるように考慮され,精選されているか。
  • *中高の接続に対する配慮がなされているか。
  • *弾力的な取り扱いに対する配慮がなされているか。
  • ○丁寧に記述された文章で,読むだけでも理解できるようになっている。
  • ○課題研究では,「研究の進め方」「実験の基本操作と安全対策」「研究報告書の作成」など,研究をするにあたっての必要な情報が記載されている。
  • ○中学校での既習内容から抵抗なく学習が進められるよう,章扉に「中学校で学んだこと」を記載している。
  • ○難しい内容は囲みに入っており,進度に応じた指導が可能である。
  • ○「発展的な学習内容」を扱っていないため,全生徒が無理なく学べる内容・分量になっている。
項目 観点

表記・表現及び指導に対する工夫や配慮

  • *学習意欲を高めるための工夫がなされているか。
  • *用語・記号の取り上げ方や記述のしかたは適切か。
  • *生徒の自学自習への配慮や工夫がなされているか。
  • *指導書や周辺教材での工夫や配慮がなされているか。
  • ○導入のページでは生徒の興味・関心を喚起する美しい写真を大きく使ったり,本文中の写真もなるべく身近な製品を使ったりするなど,視覚的に生徒のくらしと科学をつなげる工夫がなされている。
  • ○コラムでは,日常の現象を科学的に解説しており,生徒に身近な科学を実感させることができる。
  • ○読みにくい漢字や重要用語,物質名には振り仮名をふっている。また,振り仮名などの小さい文字には,ユニバーサルデザイン書体が使われている。
  • ○自宅でできる実験を安全に配慮して入れている。また,観察・実験ごとに,事故防止の注意マークを目立つように付している。
  • ○指導資料は,動画コンテンツ,デジタル板書などのデジタル教材が充実しており,ICT を活用した授業にも対応している。
項目 観点

印刷・造本上の配慮

  • *印刷の鮮明さ,活字の大きさ,行間,製本などは適切か。
  • *環境保全や生徒の多様な特性に対して配慮しているか。
  • ○製本は針金を使用せず接着剤で製本してあり,金属を使用しないことによるリサイクル性を重視している。
  • ○用紙には再生紙を,インキには植物油インキを使用している。
  • ○図版等の色遣いがカラーユニバーサルデザインに配慮されている。また,本の中心までページを開くことができる製本のため,生徒が使いやすくなっている。
項目 観点

総合所見

  • *上記観点からみた,全体的・総合的な当教科書の特徴。
  • ○生徒に難解な印象を与えず,生徒のくらしと科学を結びつける工夫がされており,楽しく理科が学べる教科書である。丁寧な文章で展開されており,理科を苦手とする生徒でも読みやすくわかりやすい教科書である。

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