8日本の製鉄の歴史と未来への取り組み
みなと
楽しそう! よろしくお願いします!
昔の鉄づくり「たたら」
パピー
9世紀ごろ、島根県の出雲地方を中心に、砂鉄と木炭を原料に、「たたら」という炉で鉄がつくられるようになった。17世紀にはこの技術が発達し、世界的に有名な日本刀や農耕具の鉄が、この方法でつくられるようになったんだ。
高炉技術の導入
パピー
江戸時代の終わり、盛岡藩出身の大島高任は、今の岩手県釜石市で西洋技術である高炉を建設し、安政4年12月1日(1858年1月15日)、その高炉で初めて鉄がつくられた。のちに12月1日は、「鉄の記念日」となったんだ。
大規模な官営製鉄所
パピー
明治34年(1901年)、北九州の八幡に大規模な官営製鉄所が建設され、日本の産業近代化がスタートしたよ。その後、日本の製鉄技術は発達を続け、世界最高品質の鉄を提供し続けているよ。
りん
なるほど。日本の製鉄には長い歴史があるんですね。
未来への取り組みも、始まっている
みなと
これからの製鉄の未来はどうなっていくんだろう。
パピー
21世紀は「環境の世紀」と言われている。これまで学習してきたように、鉄をつくる会社では、より環境にやさしい次世代の自動車や船、建物などに欠かせない高品質な鉄をつくる技術の開発を進めているよ。また、地球温暖化を防ぐため、二酸化炭素排出実質ゼロ(カーボンニュートラル)の鉄鋼製造に向けてさまざまな研究開発に取り組み、挑戦しているんだ。
りん
大変そうだけど、がんばってほしい。
パピー
確かにこの挑戦は、現在の製造プロセスを全く新しいプロセスへ転換させなければ、実現はむずかしい。革新的技術の開発も必要で、ハードルは高いのは確かだよ。でもそれでも鉄をつくる会社は、カーボンニュートラルの実現に向け積極的に取り組んでいるんだ。
みなと
わたしたちも、もっと鉄について学習していきます!
パピー
さて、これで「鉄鋼調査隊」の活動は終了だ。ぼくはまた別の場所で、鉄を調べるお手伝いをしなくちゃ。
りん
別の子どもたちのところに行くんだね!
みなと
さびしいけど、がんばってね!
パピー
ありがとう。鉄はいつもみんなの身近にいることを忘れないでね。
みなと
りん
ありがとう!じゃあ、またね!




わたしたちの調査もそろそろ終わりに近づいてきたよ。最後に、これまでの日本の製鉄の歴史と未来について考えてみよう。